今、出来ることを

11日に発生した東北関東大震災で、今なお不安な状況で日々過ごしていらっしゃる被災地の方々に心よりお見舞い申し上げます。

発生から6日経った現在も深刻な状況が続く福島原発の現状。
一刻も早く復興に向けて立ち上がれる日が来るのを祈るばかりです。

わたしは阪神大震災を経験しました。災害後、被災のあった友人・知人宅を回って物資を届けた時の悲惨な風景を思い出すと、数百倍といわれる今回の被災地の方々の不安、悲しみは計り知れないものだと思います。ネットでのライブ放送で見守ることしかできないことがとても歯痒く、もどかしいです。

今、遠く離れたこの場所から何ができるか、わたしに出来ることは何かを考えていました。

これまで日本を含め、世界各地での自然災害の時に起こる募金運動。
正直言うと、本当に現地の困ってるいる人に届くのかという疑心を拭いさることが出来ませんでした。
ただ今回、今までにない母国の悲惨な姿を連日目にして、万一募金した全額が届かないのだとしても、それでもその何割かでも届くのだとしたら募金したいと思いました。
これはあくまでわたし個人的な見解であって、実際にそういう行為が行われているということではありません。ボランティアで支援活動をされている方、団体の方は実際にたくさんいらっしゃいます。

そして海外にいるわたしにできること、それは今いる場所で一人でも多くの人たちに呼びかけること。
日本人のわたしが呼びかけることによって、日本に行ったことのない、興味のない人でも、関心を持ってくれるのではないかと信じています。
スイスの家族・友人は日本の家族や友人、現在の状況をとても心配してくれています。
こういう時こそ人との繋がりを信じて、前に進んで行くしかないのだと思います。
海外にお住まいのみなさん、日本の未来に向かって今出来ることを続けて行きましょう。

今回の被災地域にお住まいのお客様もいらっしゃいます。
どうかご無事でこの災難を乗り切ってください。また笑顔を取り戻せる日がやってくると信じて。

被災地以外の大きい関東以北の地域でも現在計画停電などで、通常の生活もままならない方もたくさんいらっしゃると思います。
みんなで力を合わせて、この大きな災害を乗り越えてまた美しい日本を取り戻しましょう。

スイス国内からは、スイス赤十字のHPからオンラインで募金することができます。
集められた募金は日本赤十字に寄付されます。
Schweizerisches Rotes Kreuz

日本国内からはたくさんの企業からいろいろな方法で募金をすることが可能です。
東北地方太平洋沖地震 募金情報まとめ

以下のリンクでは、ドイツ在住の日本人の方が作られた各国の「義援金先フライヤー」のPDFファイルをダウンロードすることができます。
スイス
イギリス
ドイツ
フランス

一人一人の想いが大きな力となって、被災地のみなさんの支えとなりますように。。。

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